アステックの施工事例❸
アステックの施工事例❸
名古屋市名東区で外壁ALC3階建テナントビルの防水塗装工事を行いました。
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現状は雨漏りが10箇所以上から発生しており、早急に修繕したいとご依頼頂きました。築17〜18年と伺っています。大体ALCの建物では15年以上経過で雨漏りリスクが高まりますので、メンテナンスを準備しておくのをお勧めしています。
外壁ALCの劣化状況はこちら
外壁ALCは雨漏り原因としては『ALC目地のシーリング劣化』『ALC本体のひび割れ』『取合いシーリングの劣化』『外壁塗膜劣化による吸水』『基礎土台からの吸水』が挙げられます。
交通量の多い道路沿いの建物には、ALC本体にひび割れが入りやすくなります。ひび割れた箇所から雨水が吸い込むとALCは吸水性、通気性に優れた材料ですので、雨漏りに繋がりやすくなります。まさに長所でもあり、弱点でもあります。
新築時の塗装やシーリング材はそれほど良いものではありませんので、丁度築15年越えてくると雨漏りの心配が必要になると思います。
サッシ水切り上のシーリングも耐用年数が短く、雨漏り原因となりますので塗装はしない部位ですが重要なので注意が必要です。シーリング材劣化の原因として画像ではウレタンシーリングを使用しており、シーリング材の選定ミスか故意なら手抜き工事とも言えます。
シーリング工事状況はこちら
ALC目地のシーリングは増し打ちでOKですが、サッシまわりや水切り上は打ち替えとするのがいいでしょう。その他取合い部は状況に応じてシーリングが必要です。
サッシ水切り上のシーリングは撤去して新しく打ち直します。
その他樋の根元や笠木ジョイント、ALC取合い部も全てシーリングします。
弊社では見積りに入っていなくても、雨漏りリスクのある箇所は全てシーリングしますので安心してお任せ頂けると思います。
塗装工事状況はこちら
塗装工程は下塗り1回、防水仕上げ2回塗りとなります。
パネルにはフッ素塗装を使用しています。
付帯部塗装と基礎塗装
完成はこちらです。
防水工事状況
屋上笠木も取り外して立ち上がりのみ防水工事を行いました。
雨漏りが激しい箇所の上部で笠木内部の防水が未施工で何にもない状態でした。立ち上がりも低く雨量が多いと乗り越えてしまうと思われます。
立ち上がりのみゴムシート防水を撤去して貼り替えます。
防水完成画像はこちら
ALCの建物で雨漏りでお困りの方は、名古屋市の名北外装へお気軽にご相談ください。
弊社ではビルメンテナンスの経験を生かし、ALCの建物修繕工事を得意としております。無駄な費用を掛けずに必要な工事のみご提案させて頂きます。しつこい営業は一切ありませんのでお気軽にお問い合わせください。